【体験談】登録販売者のぶっちゃけ話まとめ

  • 登録販売者って、ぶっちゃけどうなのか気になる
  • 現役ではたらいている人の話が聞きたい
  • 試験勉強について悩んでいる
  • 仕事について悩んでいる

こんなことを思っているあなた向けの内容です。

この記事では、現役登録販売者の私がぶっちゃけ話をかましています。

体験談や現場ならではの話など、ほかのサイトでは知ることができない裏話もコソッと教えますね。

注意:かなり長文の記事です。
興味ないところは飛ばして、気になるところだけ読んでください

目次

【おさらい】登録販売者とは、市販薬を販売できる資格

登録販売者とは、市販薬(一般用医薬品)を販売するために必要な専門資格です。

第一類医薬品を除く、第二類医薬品〜第三類医薬品を取り扱うことができます。

この市販薬、登録販売者(または薬剤師)資格がないと販売することが不可能なんですね。

つまり、ドラッグストアを含めコンビニ、スーパーなどのお薬コーナーには、必ず最低1人は登録販売者資格を持つ人がいるというわけです。

登録販売者のメリット・デメリット

登録販売者資格のメリットは意外とあるので、長文箇条書きでまとめてみました。

  • 民間資格より優位な「公的資格」である
  • 受験資格が必要ない(誰でも受験可能)
  • いろんな業種で就職・転職に有利になる
  • 復職、再就職のときに使える
  • スキルアップ、キャリアアップが可能
  • 資格手当で収入アップできる
  • 会社によっては社割制度がある
  • 実は開業することができる
  • 市販薬(OTC)の知識が増える
  • 自分や家族の健康管理など、プライベートでも活躍
  • 資格が失効しない、更新料もいらない
  • 学校に通わなくても独学で合格できる

もちろんメリットだけでなく、デメリットも6つくらいあります。

  • 基本的に立ち仕事・肉体労働である
  • 会社によっては時給・資格手当が安い
  • 実務経験がないと一人前扱いされない
  • 未経験だと研修期間がある
  • 資格取得にそこそこ費用がかかる
  • 薬剤師と比べて知名度が低い

メリット・デメリットについての詳細は、下記の記事でがっつり紹介しています。

気になる人はご覧ください。

» 【現役が教える】登録販売者のメリット・デメリットまとめ

【経験談あり】登録販売者の勉強について

まずは登録販売者の勉強面について、私の経験をふまえて語っていきますね。

これから受験を考えている方は、こんな悩みを持っているはずです。

  • 本当に、独学で合格できるのか?
  • 子育て中の主婦でも受かるのか?
  • テキスト(参考書)は何を買うべき?
  • 古いテキストを使って勉強しても大丈夫?
  • 短期間で合格するのにどれくらいかかるの?
  • 高校生だけど、登録販売者を取るべき?
  • 難易度はむずかしいのか、かんたんなのか?

勉強の悩みについて、解決策を教えます。

  • 独学で合格するのは可能です
  • 主婦が独学で勉強しても合格できる
  • あなたに合うテキストを使うと合格しやすくなる
  • 古いテキストはオススメしない
  • 短期間で勉強…2〜3ヶ月で合格可能
  • 高校生が登録販売者資格を取るのはアリ
  • 試験の難易度は、ぶっちゃけ個人差がある

これから資格取得を目指している方は参考にどうぞ。

独学で合格することは可能(合格者多数)

「独学で、登録販売者試験に合格できますか?」

こんな感じでよく質問されますが、答えは「YES」です。

独学とは、学校や先生、通信講座の講義に頼らず、あなた1人の力で勉強する方法のことです。

※ちなみに私は独学で合格しました

ただ、誰の助けもなく独学で合格するなら、効率よくコツコツ勉強する必要があります。

スマホで検索してみると、
「2ヶ月(3ヶ月)で合格した勉強方法」といった、ブログ・サイトが多数あります。

しかしそれは、あくまで他人の経験談です。

あなたが絶対合格できるという保証はありません。

そのままマネするだけだと、試験に落ちるかもしれまれんよ。

あなたに合ったやり方で勉強するのが1番合格しやすいからです。

独学で効率よく勉強する方法については、下記の記事にまとめています。

» 【やさしく解説】あなたが1人で合格できる勉強法まとめ【登録販売者試験】

主婦が独学で勉強しても合格できる

主婦が家事や育児の合間に、独学で勉強して合格できるのか、気になる方が多いようです。

実際に主婦の方が、独学で合格している方は多数います。

登録販売者試験に挑戦するのなら、効率よく勉強することが合格への近道です。

ちなみに私が実践した勉強法は、ぶっちゃけ主婦向けの試験対策ではなかったりします。

そこで、主婦が独学で合格した体験談をまとめた記事をつくりました。

» 【体験談まとめ】主婦が独学で合格した勉強法を紹介!【登録販売者試験】

あなたが主婦で、
いま子育て中だったり、フルタイム勤務しているなら参考になる体験談ですよ。

テキスト(参考書)は何を買うべき?

  • テキストの種類が多すぎて、選べない!
  • 使ってみたクチコミが知りたい
  • どんな内容か気になる

独学で勉強する人は、こんな悩みが多いです。

たとえば「登録販売者 テキスト おすすめ」と検索してみてください。

登録販売者のテキスト紹介サイトがズラーっと出てきます。

しかしサイトを見てみると、結局どのテキストを選べばいいかわからないんですよね。

クチコミ・高評価1位のテキストを選んでも、あなたに合わなかったら意味がないんですよね。

勉強のやる気がつづかなかったり、途中で挫折したり、試験に落ちる可能性が上がるからです。

「結局どんなテキストを使えば良いかわからない」と悩んでいるなら、下記の記事をどうぞ。

» 【2023年最新】登録販売者の試験勉強で使えるおすすめテキスト12冊まとめ

あなたが「これなら勉強できそう!」と思えるテキストを使って勉強してくださいね。

古いテキストを使って勉強しても大丈夫?

登録販売者の試験について、古いテキストを使って勉強したい人もわりと多いです。

個人的に、古いテキストを使って勉強するのはあまりオススメしません。

2〜3年に1回、試験範囲の内容が変わる可能性があるからです。

実際に昨年2022年に、登録販売者試験の手引き改訂がありました。

手引き改訂により、古いテキストには載っていない新しい内容が追加されたり、削除もあります。

もしあなたが今回受験する予定なら、合格不合格に関わってくるんですよね。

メルカリなどのフリマアプリで参考書を安く買うことができますが、
できれば最新の新品テキストを買うことをオススメします。

手引き改訂については下記の記事でまとめているので、気になる人はご覧ください。

» 【2023年】試験範囲の手引きが改訂!対策まとめ【登録販売者試験】

短期間で勉強するなら2〜3ヶ月で合格可能

勉強期間については個人差が出てきます。

短期間だと2〜3ヶ月で合格することができ、長期間だと半年〜1年あれば合格可能です。

もし、お薬と全然関わらない業種で仕事をしていたり、家事や育児に追われているなら半年くらい(6ヶ月)を目安にすると良いです。

時間に余裕ができると、心にも余裕ができます。

いまあなたがドラッグストア・薬局で働いているなら2〜3ヶ月の短期間でも合格可能です。

日頃から医薬品に触れていたり、知識があって頼れる先輩に相談したりと、スムーズに勉強できる環境が整っている場合が多いです。

今まで全く勉強をしたことがなくても、勉強のコツをつかめると時短で合格できます。

高校生が登録販売者資格を取るのはアリ

高校生が登録販売者資格を取るのは、ぶっちゃけアリだったりします。

学校生活と資格勉強の両立はむずかしいですが、現役の高校生が登録販売者試験に合格したとニュースで話題になりました。

» 登録販売者試験に高校生が合格 富山県立滑川高校薬業科生徒20名中8名合格(日本置き薬協会)

ちなみに、通信制の高校からも合格者が出ています。

» 登録販売者試験に合格しました♪(トライ式高等学院)

就職活動をする前に登録販売者資格を取っておくと、就職や会社で有利になるんですよね。

特にドラッグストア業界では「登録販売者」は必須の資格です。

新入社員になると、まずは登録販売者の資格を勉強して、合格することが必須条件となります。

そのため、もしあなたが入社時に登録販売者資格を持っているなら、それだけで同級生と差をつけることができます。

補足すると、登録販売者の資格制度が制定された当初は年齢・実務経験など受験するための条件がありましたが、2015年度より受験資格が撤廃されました。

かんたんに説明すると、年齢に関係なく、誰でも受験できるということです。

誰でも受験できる資格ですが、実際のところ高校生のうちに合格するのは少しむずかしいです

しかし実際のところ、登録販売者という資格をどう使うかはあなた次第だったりします。

学校の授業や部活動もある中、登録販売者の試験勉強を同時にこなしていかなければいけないですしね。

このサイトで試験勉強の対策を紹介しているので、よろしければ参考になさってください。

高校生だからこそ、今から勉強しておくのをオススメする資格を紹介しています。

» 【やさしく解説】高校生でも取れる医療系の資格5つまとめ【中学生もOK】

あなたに合う資格が、見つかるかもしれませんよ。

これは余談ですが、薬剤師を目指している薬学生(大学生)がドラッグストアでバイトをしていて、在学中に登録販売者の試験を受けるパターンもあるんですね。

「登録販売者資格」と「薬剤師資格」のダブルで取得している人もそこそこいます。

試験の難易度は、個人差がある

登録販売者試験の難易度については、ぶっちゃけ個人差があります。

そのため、登録販売者の試験問題が難しいと思う人もいれば、簡単だったと語る人もいます。

登録販売者試験は、約500種類もの数の成分、臓器などの人体のしくみ、法律に関わる薬機法といった内容が試験に出題されます。

学校の科目でいうと、理科の生物、化学、社会の法律あたりで、それらを専門的に難しくしたイメージです。

そして、登録販売者試験の勉強は基本的に暗記がメインになります。

あなたが勉強する意欲や、勉強を維持するモチベーションによって難易度が大きく関わってきます。

ちなみに、試験内容は初年度のころと比べて、どんどん難しくなっている傾向です。

  • 2011年度の全国平均合格率…約68%
  • 2018年度の全国平均合格率…41.3%

» 参考:登録販売者とは(Wikipedia)

難易度は上がっているとはいえ、きちんと試験対策すれば1回の受験で合格することも可能です。

私は業界未経験からの独学で、受験1回で合格しました。

コラム:薬剤師目線で見た、登録販売者試験について

少し余談話ですが、
薬剤師から見た、登録販売者試験のむずかしさについて紹介します。

私の身近なポジションに、薬剤師の人がいます。

登録販売者の試験問題がどのレベルなのか、その薬剤師に見せてみました。

薬剤師目線で見る、登録販売者の試験問題について、試験の問題自体はそれなりに解けるようでした。

ですが、かなり悩んでいたり、自信が無かった問題もあるようでした。

「登録販売者の試験は薬剤師の国家試験と内容が似ているけど丸かぶりすることは無いね。

薬剤師国試とはちがう、ある意味専門的な難しさがある」

とのこと。

全ての医薬品の専門家である薬剤師。

そんな専門家でも悩んでしまうような、難しい問題が出題されるのが登録販売者の試験です。

そんな難易度の試験に挑むこと自体が、実はすごいことなんですよね。

とはいえ、しっかり試験対策すれば1回の受験で合格も可能です。

受験理由によって難しさが変わる

登録販売者試験を受験するためのきっかけ、受験理由によっても変わります。

結論をいうと、
会社からの指示で受験するなら難易度は上がります。

あなたはどれに当てはまるでしょうか。

  1. 薬が好きで、薬学の知識を身に付けたいため
  2. 就職、転職、再就職のため
  3. 会社から指示されたため

パターン①は、薬が好きで、薬学の知識を身に付けたい人です。

登録販売者の資格勉強はそれほど苦にならないですし、むしろ楽しんで勉強できます。

周りに影響されることもほとんどないので、あなたの好きなペースで勉強を続けることができます。

パターン②は、転職や再就職といった理由で勉強する人です。

合格することを目標に立てやすいのでモチベーションも維持しやすいんですよね。

パターン③は、勤務先から登録販売者を強制的に取る指示があった人です。

パターン①②の状況とは、大きくちがってきます。

あなたの意思とは関係なく強制的に勉強しなければいけないのです。

そのため、勉強が難しく感じたり、勉強する意欲もわかないため、難易度がグッと上がります。

例をあげると、私の所属する会社の社員は登録販売者資格が必須項目なのですが、
会社からの指示で受験して、3〜4回目にやっと合格した人がいます。

ある店舗では、7回目でやっと合格した人も。

話を聞くと、以下の理由だそうです。

  • 仕事が忙しいのに、合間をぬって勉強できない
  • 会社からの圧力が、ストレスになっている
  • 何回も落ちることに慣れてしまった
  • 純粋に、試験問題が難しい

このように、自分の意思に関係なく受験するのなら、難易度が上がってしまうのも仕方ないかもしれません。

もし勉強が難しいと感じるなら、YouTube動画で勉強するのもアリです。

» 【YouTube】石川先生の登録販売者講義・重要ポイントまとめ

受かる気がしないとき、モチベーションを保つ方法

試験に落ちる人、受からない人は毎年必ずいます。

中には何回受けてもなかなか合格できない、なんて人もいます。

登録販売者試験に落ちそう・受からないのには理由があるんですね。

  • 専門用語を覚えられない
  • なかなか合格点に到達しない
  • 同じ問題を何回もまちがえる

あなたの心の傷をエグってしまってすみません。

しかし、これは合格への近道を知らないだけかもしれません。

勉強のモチベーションを上げたいなら、下記の記事をどうぞ。

» 【勉強のコツ7つ】受かる気がしないあなたにアドバイス【登録販売者試験】

試験が簡単すぎる → ここ最近は難易度が高い傾向

「試験が簡単すぎる」という話を聞きました。

ぶっちゃけ簡単ではないと思いますが、、

人によっては楽勝だろ!と感じるようです。

しかし、登録販売者が創設された当初(2009年ごろ)の試験は、
第一回目の試験ということもあって、比較的かんたんだったそうです。

登録販売者試験にくわしい、うちの会社の人の情報です。

実際に、最近の合格率は30〜50%が平均ですが、第一回目の合格率は60〜80%もあります。

そこで、登録販売者試験の第一回・第二回に受験した方に試験当時の話をお聞きしました。

「第1回の登録販売者試験の問題は、ひっかけ問題などが少なくてサクサク解くことができた」とのことです。

2023年現在、ひっかけ問題や応用問題も多くて試験対策が難しくなっています。

つまり、じわじわと難易度が上がっているということです。

平成30年の試験問題と、平成20年(10年前)の試験問題を比べてみると、選択肢の難易度がぜんぜんちがうんですよね。

登録販売者試験の難易度が上がっていると言っても、ぶっちゃけ個人差があります。

「何回受験しても不合格になる」人もいれば
「一発合格だし、思ったより簡単だった」という人もいます。

医療系国家試験(薬剤師、看護師など)と比べると、登録販売者の難易度はかんたんかもしれません。

しかし、薬剤師目線で見ても、登録販売者の問題は簡単に解ける問題ではなかったりします。

そのため「試験が簡単すぎる」と決めつけてしまうのは良くないかもしれません。

勉強慣れしている人にとってはそこまで難しくないと感じますし、今まで資格勉強をしたことがない人にとっては難易度MAXといえます。

勉強についての話はこんな感じです。

【経験談あり】登録販売者の仕事について

登録販売者の仕事について、ぶっちゃけどんな感じなのか知りたい人も多いはず。

そこで現役登録販売者として働いている私の経験・友人の話をお伝えしますね。

ドラッグストアで登録販売者として働きたい方は、読み進めてOKです。

※長文なので、途中休憩してくださいね

【初出勤前】ドラッグストアの仕事で必要な持ち物チェックをする

もしあなたがドラッグストアに勤める前なら、まずは必要な持ち物をチェックしておくのをおすすめします。

何も下調べせずに勤務初日を迎えると、とても後悔するからです。

たとえば、軍手や作業用手袋がないと、手にキズがたくさんできてしまいます。

カッターやハサミを持っていないと、段ボールの荷物を開けるのがむずかしくなります。

このような苦労を少しでも減らすために、初出勤前にぜひ持ち物チェックをしてほしいです。

詳しい内容は、下記でわかりやすく解説しています。

» 【不安激減】ドラッグストアの仕事初めに役立つ持ち物まとめ【新人登録販売者も必見】

仕事がきつい → 会社による

「ドラッグストアで働いていると、仕事がきつくて大変そう」

「今のご時世もあって、マスクや消毒液、お客さんへの対応が大変そう」

こんな相談をいただくことがあります。

確かに仕事がきついと感じる部分は、かなりあります。

これは登録販売者の資格者というより、ドラッグストアの仕事がきついと言ってもいいでしょう。

ドラッグストアの仕事は、最初に商品の仕分けや品出しをします。

つまり、肉体労働がメインです。

ドラッグストアの仕事内容については、下記の記事でくわしく解説しています。

これからドラッグストアで働きたい人は、ご覧ください。

» 【やること多い】ドラッグストアの仕事内容まとめ【登録販売者の業務も紹介】

レジばかりやらされる → 会社による

「せっかく登録販売者の資格を取ったのに、レジばかりやらされている」なんて声を耳にします。

実際にレジばかりやっている、登録販売者は多いです。

私のいるお店でも、基本的にレジ打ちの仕事が入っています。

だいたい1日1〜2時間、多いと3〜5時間はレジばかりやっています。

「レジばかりやらされる?」という質問が多いので、詳しくは下記をどうぞ。

» よくある質問(登録販売者でもレジばかりやらされる? )

ノルマがあるのは、会社による

ドラッグストアに勤める登録販売者の有資格者は、医療従事者というよりは医薬品を販売するポジションの方が強かったりします。

ノルマのある・なしは会社によって全然ちがいます。

参考に私の所属する会社は、販売目標はありますがノルマはありません。

実際にノルマがあったり、販売目標が事務所に貼ってあるところはあります。

そのため、どうしてもPB(プライベートブランド製品)や推奨品を販売するのが目標になってしまったりする方も多く見られます。

あなたはドラッグストアに薬を買いに行ったら、全然知らないわけのわからない薬をゴリ押しされて買わされた…という経験をしたことがありますか?

おそらく販売スタッフは、ノルマ達成のことしか頭にないかもしれません。

あなたは、お客さんにゴリゴリ推奨品を売りますか?

それとも、お客さんの悩みに寄り添って薬を選びますか?

どちらの登録販売者になるかは、あなた次第です。

お客さんの気持ちに寄り添える登録販売者になる方法、実はあったりします。

» 【すぐ使える】現役の登録販売者が教える接客のコツ

資格手当は会社によって支給要件がちがう

登録販売者の資格手当はだいたい支給されますが、会社によって支給要件がちがいます。

資格手当ての支給項目について、それぞれ情報をまとめました。

  • 正規と研修中の登録販売者資格では支給額がちがう
  • 正規や研修中に関係なく、登録販売者なら支給される
  • 管理者、管理者代行だと、別途手当が支給される
  • 研修中の登録販売者は手当がつかない

これらは会社によって全然ちがってきます。

そのため会社によっては「資格取得後に未経験ですぐ入社しても、資格手当てが支給されない…」
といった悩みもあるようです。

求人募集で資格手当欄を確認したり、面接のときに質問して確認しておくと、今後の不安要素が少なくなります。

登録販売者の失敗談 → 知識不足が原因

登録販売者の失敗談は、資格を取ったばかりで白衣を着てまもない頃のあるあるだったりします。

よくある失敗談として、知識不足で相談に乗れない → 役に立たないことが多いです。

薬の相談内容に悩んだり、症状に合った薬がわからなかったりします。

失敗を重ねるのはしんどいですが、最初はよくあることです。誰もが通る道だったりします。

とにかく事前に勉強をして、相談回数を増やすことが成功へのカギです。

そうして成功回数を重ねることで、
じわじわと仕事のやりがいや、登録販売者としての活動が増えていきます。

ここでコッソリ、現役登録販売者がやっている勉強方法を3つ紹介しますね。

  • 職場の先輩に相談する
  • ネットで調べる
  • 本を読む

職場の登録販売者の先輩に相談するのが、もっとも手っ取り早い解決策だったりします。

ネットで調べるのも良いですが、まちがった情報を仕入れてしまう場合もあります。

個人的におすすめなのが、本を読むことです。

本を読むなんて単純な方法ですが、
その道のプロが書いた、最強のノウハウ・知識を格安でゲットできます。

しかもあなたの好きな時間に読んで、学ぶことができます。

私が厳選したおすすめ本を、別記事にまとめました。

あなたが書店で本をずーーっと探している時間を短縮できれば、幸いです。

レベルアップしたい → 次の資格を目指してみる

「登録販売者資格」はドラッグストアにおいて必要不可欠な資格です。

ただ、さらに高みを目指したいなら次の資格を取るのも1つの手です。

スキルアップすることで、他のスタッフと圧倒的に差をつけることができます。

登録販売者を取ったら、次の資格をめざすのもアリですよ。

» 【独学OK】登録販売者の次に目指せるおすすめの資格まとめ

以上、仕事での登録販売者についての解説でした。

まとめ:登録販売者資格を使いこなせるかは、あなた次第

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

これらは実際のリアルな現場の声・経験談です。

そのため、資格サイトや転職サイトでは知ることができない内容だったりします。

最初にお話ししたとおり、あなたの人生をほんの少し変えてしまいましたね。

私のところに、こんなメッセージが届いたりします。

『登録販売者資格は役に立たない』

『登販を取ったけど、全然意味がなかった』

現役の登録販売者として働いている私にとっては、グサッと刺さる意見です。

しかし実際のところ、登録販売者という資格をどう使うかはあなた次第だったりします。

登録販売者資格は、万能な最強資格ではありません。

人によっては、向き不向きがあります。

役に立たない・意味がないと思っている方は、こんな経験があったのでしょう。

  • 転職したいのに、なかなか転職できなかった
  • ドラッグストアの仕事がきつすぎた
  • 会社から無理やり取るように命令された
  • 思ったより収入が上がらなかった
  • 医薬品に関わる仕事ができなかった

登録販売者資格は、いろんなサイトを見ると
「転職できる」「収入が上がる」といった魅力的な言葉ばかりです。

そのため、理想と現実のギャップに苦しめられて、役に立たないと感じてしまいます。

「登録販売者」を意味のある資格・誰かの役に立てる資格にするのは、あなた次第です。

メリットもあり、デメリットもありますからね…!

いろんな情報を知ったところで、最終的にあなたがこの資格をどう活用していくか決めてくださいね。

このサイトではこういった内容の記事を中心に、
現場で使えるテクニック・試験対策の方法などを紹介しています。

あなたの生活を変えるきっかけになれば、幸いです。

» メディカメモ TOPに戻る

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 逆に、レジ打ち以外の時は何をされているのですか?

    • レジ打ち以外だと、納品作業や品出し、商品案内などがあります。
      年に数回単位でしかやらない仕事もありますね…!

      ドラッグストアの仕事内容については下記の記事でまとめているので、よろしければご覧ください。
      https://medicamemo.com/drugstore-works/

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