【ダブルライセンス】登録販売者の次に取るおすすめ資格11つまとめ

  • ダブルライセンスがほしい
  • 「登録販売者」を生かしつつ、次の資格を取りたい
  • 登録販売者を取ったら、次は何を目指せばいいのだろう…
  • もっと自分をステップアップできる、ほかの資格が知りたい

私はドラッグストアで働く登録販売者の、リンネという人です。

ここでは、登録販売者資格を持っているあなた向けに
登録販売者の次に目指せる、ダブルライセンスにおすすめの資格を教えます。

登録販売者の次にめざすべき資格リスト

↑気になる資格があれば詳細に飛べます

登録販売者の資格だけで物足りないと思ったのは、あなただけではないはず。

実は私もその1人だったりします。

私は現在、登録販売者としてドラッグストアで働いています。

お薬案内やお客さんと接客をしているうちに、少しモヤっとすることがありました。

「もっと知識があったら、うまく説明できたのに…」

このように思ったことがあるので、日々の仕事で使える資格をまとめました。

目次

【はじめに】合格後すぐなら、登販向けの本がオススメ

あなたが登録販売者試験を受けて合格したばかりなら、
先に登録販売者向けの本を読むことをオススメします。

なぜなら、登録販売者としてどのように仕事するか・どんな知識がいるのかを知っておく必要があるからです。

基礎知識をしっかり身につけて、ある程度仕事に慣れてきて次の段階にレベルアップしましょう。

今年合格したばかりなら、まずは下記の本を参考にどうぞ。

» 【合格後】実務経験・勉強におすすめの本12冊まとめ

そこそこ実務経験を積んでいて、登録販売者としてもっと腕を磨きたい方はこのまま読み進めてください。

登録販売者以外の資格を取るメリット

登録販売者以外に、次の資格を取るメリットは4つあります。

  1. 専門的な知識が増える
  2. 的確なアドバイスができる
  3. あなたの目指すスタイルが見つかる
  4. 独学で取れる資格もある

① 専門的な知識が増える

登録販売者としての市販薬の知識以外に、化粧品や健康食品などの専門知識を増やすことができます。

実際にドラッグストアやディスカウントストアで働いていると、お客さんにお薬以外のこともよく聞かれるんですよね、、

試験勉強だけの知識だけよりも、より専門性の高い知識を持っているほうが、圧倒的に仕事で役に立ちます。

登録販売者をは「市販薬を販売できる資格」ですが「市販薬に詳しい人」になるには、あなた自身の努力が必要になるんですよね。

ぶっちゃけ「登録販売者」という資格を持っていても、人によって知識の差があります。

登録販売者歴は長いけど全然何も知らない人、経歴は短いけど知識がたくさん豊富な人と、かたよりが激しいのが現実です。

② 的確なアドバイスができる

新人登録販売者にありがちなのが「お客さんの相談に上手に対応できない」ことです。

相談に乗れない多くの人の原因が「知識不足」だったりします。

そのため、的確にアドバイスするには専門の知識を持っている必要があるんですよね、、

専門の知識を得るには、それなりに勉強が必要になってきます。

③ あなたの目指すスタイルが見つかる

次の資格を取ろうとすれば、あなたが目指すスタイルが見つかります。

市販薬にさらに特化したい、健康食品に詳しくなりたいなど、人によってどういう自分になりたいかは違います。

専門知識を持っていて的確にアドバイスできる人。

それとも、
最低限の知識で何となくその場を乗り切っている人。

あなたが最終的に目指すのは、どちらの登録販売者ですか?

④ 独学で取れる資格が多い

ユーキャンなどの資格取得サイトに頼らなくとも、
テキスト(参考書)を使って独学で勉強できる資格が多かったりします。

比較的かんたんな難易度 〜 しっかり勉強しないとむずかしい難易度、とかなり幅広いです。

このサイトでは、独学で取れる資格を中心に紹介しています。

薬学に強くなる資格

薬の知識をもっと増やしたいなら、薬に特化した資格を目指すのもアリです。

ここでは「薬学検定」「薬膳・漢方検定」の2つを紹介します。

薬学検定

薬の知識で一般的なものだと「薬学検定」という資格があります。

薬学検定試験の2級・3級は、登録販売者試験と試験範囲がかぶっているところが多く、比較的取りやすいです。

薬学検定1級になると、難易度は登録販売者試験より少し難しいくらいと言われています。

薬同士の相互作用、血液・尿検査(臨床検査)の値の意味、検査値に関わる疾患名といった、薬剤師が関わる分野が増えるからです。

そのため、登録販売者試験より難しいと感じる人も多いですね。

薬学検定1級に合格すると、相互作用や医療用医薬品の知識がつきます。

比較的むずかしい検定とはいえ、きちんと試験対策すると合格できます。

登録販売者だけでなく、看護師や大学生など、幅広い人たちが受験しています。

まずは薬学検定2級を受験してみて、手応えを感じたら1級を受験してみるのをオススメします。

薬学検定をオススメする
  • 薬をもっと勉強したい
  • 薬の相互作用について学びたい
  • サプリメント、医薬部外品、健康食品も知っておきたい

登録販売者資格とちがい、薬学検定は民間資格です。

しかし1級だと、出題されるレベルがそこそこ高いのが特徴です。

そのため、現役の登録販売者で知識を増やすために受験する方もいらっしゃいます。

ちなみに、登録販売者の試験勉強中に1級を取ることも可能です。

登録販売者と合わせて取るのも1つの手です。

あなたの実力を底上げできる、1番の近道の資格だったりしますよ。

» 参考:「薬学検定」公式サイト

↑Amazonや楽天市場でテキストを買うことができます

薬膳・漢方検定

「薬膳・漢方検定」と呼ばれる、東洋医学に関する資格があります。

合格率が90%以上と高く、テキストをしっかり読んで勉強すれば取りやすい資格です。

登録販売者資格に合格しているあなたなら、ほぼ確実に合格できるといえるでしょう。

漢方の基本理論、薬膳レシピ、気になる症状に役立つ知識など、仕事だけでなくプライベートでも重宝する内容がメインです。

頑張れば、1〜2ヶ月の短期間で合格することも可能です。

薬膳が好きなら、テキストを一気読みしてしまう場合があります。

難易度もそこまで難しくなく、気軽に試験に挑めます。

ちなみに、受験日からおよそ2ヶ月後に合格証書が届きます。

「漢方」は苦手な人は苦手であり、好きな人は本当に好きという、意見の分かれる分野だったりしますね。

ちなみに「薬膳・漢方検定」の上位資格として「漢方養生指導士」という資格があります。

そんな漢方養生指導士の方がオススメしている資格の1つが、この漢方・薬膳検定です。

さらに漢方を極めたいなら中国発祥の「国際中医師」という東洋医療の専門資格があります。

漢方をどんどん極めていくのも、1つの手です。
(気になる方は、調べてみてください)

薬膳・漢方検定をオススメする人
  • 漢方と薬膳に興味がある
  • 何か1つ、資格を取ってみたい
  • 自分、家族の健康を維持していきたい

» 参考:「薬膳・漢方検定」公式サイト

どちらかといえば薬膳の知識がメインの検定です。

漢方をもっと勉強したいなら、漢方に重きをおいた本で勉強するのも1つの手ですよ。

» 【登録販売者向け】漢方を勉強できるおすすめの本まとめ

以上、薬学に強くなる資格を厳選して紹介しました。

会社によっては市販薬に特化した社内資格・ポジションがあったりします。
(メディカルアドバイザー、医薬品部門担当など)

化粧品に強くなる資格

ビューティーアドバイザー(美容部員)になりたいなら、
化粧品に特化した資格を取るのをオススメします。

ここでは「日本化粧品検定」「美容薬学検定」の2つを紹介します。

日本化粧品検定

美容系の有名な資格だと「日本化粧品検定」があります。

2級は化粧品やメイク方法だけでなく、紫外線・食事・運動・睡眠など美肌に影響を与える要因についての基礎知識がメインです。

1級は化粧品の成分や法律・安全性といった、化粧品に関する全般的な知識が試験範囲です。

化粧品の基本的な知識と合わせて、専門的な内容も勉強する必要があります。

ドラッグストアの美容部員だけでなく、百貨店やエステティシャンなど様々な職種の方が受験しています。

全体の3割が化粧品業界(化粧品メーカーなど)、2割が小売店(百貨店、ドラッグストアの美容部員)、美容業界(美容師など)といった感じです。

ちなみにアンミカさんも化粧品検定1級を持ってたりします。

いきなり1級を取るのが大変だと感じるなら、2〜3級を先に取るのもアリです。

ちなみに、化粧品検定3級はいつでもネットで受験することができます!(無料)

どんな感じか試しにやってみるのもOKです。

» 【WEB受験】日本化粧品検定3級(外部サイト)

より価値のある美容系資格がほしいなら、まずは化粧品検定2級を目指してみてください。

試験対策テキストがあるなら、いきなり1級に挑むのもアリです。

ちなみに、薬剤師の人たちも受験しているくらい意外と人気だったりします。

化粧品検定の公式テキストは、オールカラー印刷でとてもカラフルな本です。

資格を取る取らないにかかわらず、美容関連の勉強本として活用するのもアリです。

化粧品検定をオススメする人
  • 美容部員になりたい
  • 美容系で使える資格がほしい
  • コスメ、美容について勉強したい
  • ビューティの専門的な知識を身につけたい

» 参考:「日本化粧品検定」公式サイト

公式テキストは人によっては文字が小さくて読みにくかったりします、、
(私の職場の方は、老眼で読みづらいと嘆いていました)

そんな方には、A4サイズの141%拡大バージョン本もあります。

拡大バージョンのテキストも公式から発売されています。

  • 通常テキスト本…持ち運び重視
  • 拡大テキスト本…文字の読みやすさ重視

テキストの内容は同じなので、あなたのライフスタイルに合わせて検討してくださいね!

美容薬学検定

「美容薬学検定」は、美容系と薬学を同時に学んで生かせる資格です。

美容師を目指している学生さん、薬剤師を目指している薬学生にも人気の資格だったりします。

難易度は薬学検定よりやさしいですね。

登録販売者試験の第2章・第3章の一部と試験範囲がかぶっているので、独学でも取りやすいのがポイントです。

一般の人には少し難しいかもしれませんが、登録販売者試験に合格したあなたなら充分狙えますよ。

ちなみに合格すると、合格詔書と免許証のようなカードタイプの、2種類の合格証が届きます。

いきなり1級を狙うのが難しいと感じるなら、まずは2級から受験することをオススメします。

美容薬学検定をオススメする人
  • ビューティ系の資格がほしい
  • 化粧品検定が難しそうだと感じる
  • 薬だけでなく美容系の知識を学びたい

» 参考:「美容薬学検定」公式サイト

ちなみに、「薬学検定」と主催が同じだったりします。

そのため、ダブル受験して2種類同時に合格することも可能です。

※ ここでは紹介していませんが「食の薬学検定」という検定もあります

以上、化粧品に強くなる資格を厳選して紹介しました。

会社によっては化粧品に特化した社内資格・ポジションがあったりするので、調べてみるのもアリです。

(各社のビューティーアドバイザー、化粧品部門担当などですね)

美容知識に興味があり、今の職場でキャリアアップしたいなら美容系資格を検討するのも手です。

美容系資格を持っていると、
薬担当(登録販売者) & 化粧品担当(美容部員)の2つの肩書きがゲットできます。

健康知識に強くなる資格

お店で健康相談されたり、意外とサプリメントの質問をされることがあります。

ここでは「食生活アドバイザー検定」「サプリメントマイスター検定」の2つを紹介します。

食生活アドバイザー検定

「食生活アドバイザー検定」は、栄養と健康・衛生管理・食品学などについて理解が得られる資格です。

合格率はやや低め(3級65%、2級40%)ですが、勉強をしっかりやれば比較的取りやすい資格です。
※食生活アドバイザー検定に1級はありません

学校・仕事・家事育児の合間に勉強しながら資格取得できます。

調理師や管理栄養士とちがって、実務経験や専門の学校に通う必要がないところがメリットです。

2級のテキストはボリュームがあるので、章ごとにわけるのも1つの手ですね。

もちろん、2級と3級のダブル受験も可能です。

↑カード型の合格証なので財布に入れられる

あなた自身の健康を見つめなしたり、お客さんに健康面のアドバイスができるようになれます。

食生活アドバイザーの公式テキストは、イラストはありますが文字が多めです。

食品学・衛生管理なども試験範囲に入ってくるので、料理好きな人に向いている資格だったりします。

ちなみに芸能人が持っている資格として、意外と知名度が高かったりします。

最近だと、Sexy Zoneの中島 健人さんが取得したということで話題になりました。

» 中島健人さんが、食生活アドバイザー®講座に挑戦!(外部サイト)

独学でも合格できますが、通信講座でも取ることができます。

» ユーキャンの食生活アドバイザー(R)講座

食生活アドバイザーをオススメする人
  • 料理が好き
  • 栄養、食品学を勉強したい
  • 健康知識のアドバイスがしたい
  • そこそこ知名度のある資格がほしい

» 参考:「食生活アドバイザー検定」公式サイト

あなたのライフスタイルに合わせて、
独学・通信講座のどちらで勉強するか決めてくださいね。

サプリメントマイスター検定

「サプリメントマイスター検定」は、サプリメント(健康食品)の知識に特化した資格です。

登録販売者資格を持っていても、
健康食品やサプリメントについては意外と知らない人が多いです。

サプリメントマイスター検定は、サプリメントの成分、食生活と生活習慣病、機能性表示食品などが中心の内容となっています。

そのため、仕事で役に立つサプリメント・健康食品の知識をつけることができます。

実は、サプリのことだけ勉強しても合格できません。

意外と幅広い知識が求められるのが特徴ですね。

サプリメントマイスター資格自体の認知度は低く、ぶっちゃけあまり知られていません。
(私も知りませんでした)

しかし、資格の勉強内容が役にたつので、実は狙い目の資格だったりします。

実際に、登録販売者でサプリメントマイスターを持っている方がいます。
(この方は薬学検定1級もお持ちです)

ちなみに、合格するとカードタイプの合格証がもらえます。

サプリメントマイスターをオススメする人
  • 実務で役に立つ知識がほしい
  • サプリメントに詳しくなりたい
  • 健康食品の相談に応えられるようになりたい

お薬相談以外だと健康食品の質問も多いので、知っておきたい知識の1つです。

» 参考:「サプリメントマイスター検定」公式サイト


以上、健康・サプリメントに強くなる資格を厳選して紹介しました。

薬の知識+αの知識として、知っておきたい内容の資格です。

接客スキルが身につく資格

ドラッグストア・ディスカウントストアなどで働いているなら、接客スキルが身につく資格も有効です。

ここでは「サービス接遇検定」「敬語力検定」の2つを紹介します。

サービス接遇検定

「サービス接遇検定」は接客業で働いている人向けの資格です

接客の知識・技能などを幅広く習得することを目的とした検定ですね。

知名度は低いですが、年間5万人近くも受験する、ひそかに人気の試験だったりします。

2級・3級の合格率は60〜80%あたりですが、1級になると30%くらいまで下がります。

まずは3〜2級から目指すのをおすすめします。

ビジネスマナー系の資格の中でも、サービス接遇検定については接客業向けの資格だったりします。

 企業(金融、鉄道、運輸、ホテル、病院など)や専門学校(理美容、ファッション、医療スタッフ、航空、観光)での受験者が増えているそうです。

もちろん、ドラッグストアや調剤薬局に勤めるあなたでも活用できます。

ちなみに、サービス接遇検定の合格証はカードタイプです。

サービス接遇検定をオススメする人
  • 接客、接遇マナーを身につけたい
  • 就職、転職で対人技能を身につけたい
  • お客さんにていねいな接客ができるようになりたい

若い人が受験するイメージですが、意外と社会人・主婦層も多く受験しています。

お客さんに、ていねいな接客ができるようになります。

» 参考:「サービス接遇検定」公式サイト

敬語力検定

「敬語力検定」は、あなたの敬語の能力を試すことができる検定です。

勉強すると、意外と知らない敬語の正しい使い方をマスターできます。

正しい敬語を学んでおくと、上司との懇談やクレーム対応など、どの場面でも対応できるようになります。

ちなみにインターネット試験なので、自宅で気軽に受験することができるのも魅力の1つですね。

敬語力検定は試験方法が少し変わっていて、得点に応じて等級がちがいます。

そのため高得点が取れると、もらえる等級が高くなるというしくみです。

1級はそこそこ難しいですが、準1級は比較的取りやすいですね。

受験後は、自宅に合格証書が届きます。

敬語力検定専用のテキストは特にありませんが、敬語を勉強できる本で気軽に学べます。

敬語力検定をオススメする人
  • 接客で正しい敬語を使いたい
  • クレームのときに、ビシッと対応したい
  • お薬相談で綺麗な言葉遣いで話していきたい

検定を受ける・受けないはさておき、まずは基本的な敬語を身につけるのをおすすめします。

» 参考:「敬語力検定」公式サイト


以上、接客スキルが身につく資格でした。

ぶっちゃけると、
敬語検定を取る取らないにかかわらず、敬語を学べる本を1冊持っておくと、どの仕事についても役に立ちます。

次は、資格の中でも「仕事に生かせるスキル」を紹介しますね。

登録販売者の仕事以外に生かせるスキル

登録販売者の仕事以外に生かせるスキルがあるので、それぞれ見ていきますね。

  • 英語検定(英検)
  • POP検定
  • 手話技能検定

英語検定(英検)

英語検定は「英検」として広く認知されている資格です。

登録販売者なのに英語を勉強するの!?と思う人もいるかもしれません。

しかし、英語が話せると仕事がとてもスムーズにできる場合もあります。

  • 外国籍の人が多く住む地域
  • 外国人の観光客が多い
  • 免税対応が多い

あなたの働いているお店がこんな感じだと、英語を話せる・話せないでは仕事の出来が大きくちがってきます。

外国人観光客が多かったり外国籍の方が多く住む地域では、英語はとっても使えるスキルです。

例えば沖縄に住んでいると近くに米国基地があるため、毎日英語との戦いです。

特に観光スポットの近くのお店だと、英語を話す機会が多いですね。

また中国系やベトナム系など、地域によって特色もちがってきます。

英検3級の比較的かんたんな英会話レベルでも、仕事スキルとしてはかなり使えます。

ちなみに英検の目安としては、3級で中学卒業レベル、2級で高校卒業レベルです。

(英検1級は難易度高すぎて通訳案内士という資格試験の英語の筆記試験が免除されるレベル)

英語検定をオススメする人
  • お薬相談で翻訳機能を使わずに話したい
  • 免税対応、外国人の対応を英語でこなしたい
  • もしものとき、最低限の英語が喋れるようになりたい

英語でなくても、あなたの仕事の役に立つ語学を勉強すればOK。

お店に中国人がよく来るなら中国語、韓国の美容系コスメに興味があるなら韓国語を学ぶのもアリです。

» 参考:「英語検定」公式サイト

ぶっちゃけ英検を取らなくても、英語の本を読んで
かんたんな会話ができるだけで超役に立ちます。

↑私が使っている本

ニュアンスの単語を伝えるだけで、会話がつながる場合が多いです。

POP検定

POP検定(POP広告クリエイター技能審査試験)は、POPの技能レベルを試す資格です。

検定を取るかはさておき、POPの腕を上げるための勉強をするのはアリです。

POPを描くのは最初は難しいですが、どんどん練習していくと上手くなります。

あなたの手書きPOPを見て商品を買うお客さんが、じわじわと増えてきますよ。

↑遠くから見てもわかりやすいPOP文章

P0P検定をオススメする人
  • かわいいPOPを描きたい
  • センスのある文字を作りたい
  • 自分の作ったPOPで商品を売りたい

もしあなたがPOPを作る担当になったら、POPに関する本を買うのも手です。

» 参考:「POP検定」公式サイト

手話技能検定

「手話技能検定」はそのまま手話の技能を計る資格で「手話検」とも呼ばれます。

これは個人的な考えですが、
かんたんな会話だけでも覚えておくのをオススメします。

仕事をしていると、聾者(ろうしゃ:耳の聞こえない人)の方・難聴の方が来店される場合があります。
※人工内耳をつけているのが目印

仕事で実践する回数は少ないですが、「手話」で相手を嬉しい気持ちにさせることができます。

手話で「ありがとう」と伝えると、ハッと驚いて、その後喜んでくださりますよ。

かんたんな手話は、YouTubeで学ぶことができます。

» 【手話覚えよう/挨拶の手話】コミュニケーションの第一歩(YouTube)

私が知っているのは「こんにちは」「ありがとう」「ごめんなさい」といったあいさつ・気持ちを伝える最低限の手話です。

しかし、それだけでも相手に感情を伝えることができます。

NHK手話講座やYouTubeなどの動画を見ると、手軽に学べます。

手や腕の表現だけではなく、顔の表情も大切だったりするんですよね。

手話検定4級の試験範囲だと、こんな感じです。

ちなみに、手話検定の合格証はカードタイプです。

もし手話に興味がなくても、「ありがとう」だけでも覚えておくと、意外なところで活躍します。

思わぬところで、耳の聞こえない方・聞こえにくい方を喜ばせることができますよ。

手話検定をオススメする人
  • 最低限の手話を覚えたい
  • 指文字や簡単な内容の検定を取りたい
  • 耳の聞こえないお客さんとコミュニケーションしたい

手話検定を取る・取らないはさておき、

手話を少し知っておくと、いつかどこかで
耳の聞こえない誰かにあなたの気持ちを伝えることができます。

» 参考:「手話技能検定」公式サイト


以上、登録販売者の仕事以外に生かせるスキル・資格を紹介しました。

登録販売者として働かなくても生かせる資格

登録販売者を取っても、実際は使わない(使わなかった)人もわりといます。

それならばと、登録販売者資格以外で持っていると有利になる資格を紹介します。

  • ドラッグストアの仕事がイマイチだった
  • 何か資格をとって生かしたい…
  • この努力をムダにしたくない

そんなあなたにオススメの資格です。

※登録販売者としてバリバリ働いている方は、サクッと流し見でOKです

医療事務

医療事務は民間資格の1つで、「医療事務」といっても主催団体や試験の内容が微妙にちがいます。

その中でも「診療報酬請求事務能力認定試験」という検定があります。

数ある医療事務資格のなかでも、「使える資格」だと言われています。

試験では求められる能力レベルが高く、合格率30%と低めなんですね。

そのため、病院や個人のクリニックへの就職に有利です。

» 参考:「診療報酬請求事務能力認定試験」公式サイト

医療事務についてめちゃくちゃ詳しく解説した記事があるので、気になる方はご覧ください。

» 【医療事務】仕事内容・向き不向き・やりがいなど解説!【経験談あり】

簿記

簿記とは、かんたんに説明すると「企業の家計簿」です。

どれだけ売り上げがあるか、原価や人件費はいくらか、といった帳簿をつける能力です。

経理の仕事をしている人にとっては必須のスキルだったりします。

簿記の資格を持っていると、一般事務に転職したいときに面接でアピールできます。

そのため、簿記を勉強すると、会社の経理担当になることも可能です。

» 参考:「日商簿記検定」公式サイト

ちなみに私は簿記2級を持っていますが、
仕事探し中に転職エージェントから経理職にスカウトされたことがあります。

※ ここからは簿記についての豆知識なので、気になる人だけお読みください

簿記の資格は一般事務での就職に向いています。

しかし、意外と知られていないのが「企業の経営状況がわかる」ということです。

例えば「ウエルシア 財務諸表」と検索すると、ウエルシアホールディングス株式会社の業績が出てきます。

財務諸表(ざいむしょひょう)と呼ばれるこのデータは、
会社の売上や会社の資産など、経営状況を知ることができます。

もちろん、あなたの勤めている会社の実績も、検索すればかんたんに見ることができます。

簿記の資格を持っていると、財務諸表を見て
「この企業は売上がいい」「この企業は業績が落ちている」といった会社の経済業況がわかります。

つまり、あなたの勤めている会社の調子が良いか悪いか、わかるんですよね。

もし業績が悪いなら、転職するのもアリですよ。

そんな会社の成績がわかるのが、簿記の資格というわけです。

もし最低限の知識を勉強したいなら、まずは3級からどうぞ。
(簿記3級なら独学1〜2ヶ月で取れます)

資格を取る=通信講座もアリ

ここまで、たくさんの資格を紹介してきました。

この記事で紹介した資格は、ほぼ全て独学で取ることができます。

しかし検定によっては内容が難しい・勉強のしかたがわからないという方も、もちろんいます。

それなら通信講座で勉強するのも1つの手です。

例えば、資格サイト大手のユーキャンだと、以下の講座があります。

  • 調剤薬局事務
  • 食生活アドバイザー
  • 薬膳コーディネーター
  • 生活習慣病予防プランナー
  • サービス接遇検定
  • 手話入門
  • 手書きPOP
  • 英会話
  • 医療事務
  • 簿記

ドラッグストアで役に立つ資格・講座をまとめてみると、けっこうありますね。

他にも気になる資格を探すために、ユーキャンのホームページを見てみるのもアリです。

» ユーキャンの通信講座(公式サイト)

私はふとしたときに、ユーキャンの通信講座の一覧をのぞいたりしています。

どんな資格を取るか、悩んだときにどうぞ。

読書するだけでも、あなたのレベルが上がります

あなたは「資格を取るまでもないけど、自分の知識を深めたいなぁ…」と思っているかもしれません。

それなら読書するだけでも、あなたのレベルはぐんぐん上がります。

資格を取るには、デメリットが3つあります。

  • 費用がかかる
  • 試験に合格する必要がある
  • しっかり勉強しなければいけない

検定料やテキストにお金がかかりますし、
どうしても「やらなければいけない感」になってしまい、やる気がなくなってしまう場合もあります。

それなら、あなたの気になる本を好きな時間に読んでください。

経済的・時間的にあまり余裕がないなら、資格勉強するより本を読むのをオススメします。

接客で役に立つ本

登録販売者としてレベルアップするために、本を読むのも1つの手です。

「やさしくわかる!登録販売者1年目の教科書」は、ドラッグストアで登録販売者として働くあなた向けの本です。

  • 現場での対応を学びたい
  • 市販の薬の英単語が知りたい
  • うまく接客できるようになりたい

詳しい本の内容は、下記のリンクからどうぞ。

» 【合格後に使える】実務経験・勉強にオススメの本12冊まとめ
※ 他にもいろいろな本を紹介しています

美容系で役に立つ本

美容に関する知識、特にメイクは奥が深いジャンルだったりします。

ですが、独自のやり方で化粧をしている人も多いです。

少しメイク方法を変えるだけで、驚くほど綺麗になります。

まずは1冊目。

「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」は、メイク初心者の方に向けて書かれています。

こんな悩みを持つあなたに、オススメできる本です。

こんな人にオススメ
  • 普段、化粧をあまりしない
  • メイクの知識がほとんど無い
  • 化粧品のことを聞かれてもわからない
  • 自分に合うメイクをしたことがない

「5年以上同じメイクのあなたへ」がキャッチコピーです。

若いころのメイクのやり方そのままで過ごしているなら、読む価値アリですよ。

本の半分以上がコミカルなエッセイ漫画なので、気になるところだけ流し読みできます。

ここだけの話、私が本屋さんで見つけて即買いしてしまった本の1冊です。

次に2冊目を。

「シニアビューティメイク」という本は、60〜90歳向けのメイク術が学べます。

こんな人にオススメ
  • 年齢層が高く、高齢者の来店が多い
  • お年寄りの方に、化粧のやり方を聞かれる
  • 高齢のお客さんに似合うメイクを教えてあげたい

こんな悩みを解決できる本です。

他にも美容に関する本はたくさんあります。

どんな本があるか気になるなら、
書店・Amazonなどのネットショップで探すのも1つの手ですよ。

登録販売者として役に立つ本

登録販売者の実務経験に役に立つ本は、実はたくさんあります。

主に登録販売者としての仕事を中心に、勉強できる本をまとめました。

登録販売者として、これからどうやって仕事をしたらいいか知りたい
» 【厳選】現役の登録販売者が選ぶ、実務経験におすすめの本まとめ

漢方に興味がある、漢方をもっと深く勉強をしたい
» 【登録販売者向け】漢方を勉強できるおすすめの本まとめ

これらの記事で、詳しく紹介しています。
気になる方はお読みください。

まとめ:あなたは次に何を目指しますか?

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

登録販売者に合格してからも、まだ手探りで仕事している方も多いと思います。

ですが、実務経験を積んでいくうちに、次に何を目指すのべきか見えてくるんですよね。

登録販売者になったら、次の資格を目指す人が多いです。

お薬を極めたいか、化粧品を極めたいか、健康相談に特化したいか、それとも最強の接客対応…?

やりたいことは、どんどんやってみることで知識となります。

知識は、あなたの一生の財産です。

再度お伝えしますが、
この記事で紹介した本がイマイチだと思ったら、書店やネットショップ(Amazon、楽天市場など)で探すのも手です。

他にもたくさん、いろいろな資格の本がありますよ。

通信講座のサイトで、気になる資格探しをするのもアリです。

» ユーキャンの通信講座(公式サイト)

私も時間のあるときに、どんな資格があるか探していたりします。
(いろんな資格があってけっこう面白い)

接客がうまくなりたい、クレーム対応をこなしたい方はこちらをどうぞ。

» 【接客業おすすめ】接客・販売テクニックが学べる本まとめ

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

あなたの探している新しい資格・勉強になる本が見つかれば、幸いです。

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