【経験談】登録販売者試験に合格後の手続きまとめ(注意:お金がかかります)

登録販売者に合格したら、手続きをするってどういうこと?

手続きって、どんなことをするのだろう。

時間やお金は、どれくらいかかるの?

そんな疑問に、お答えします。

この記事では、登録販売者試験に合格後の手続きのやり方がわかります。

必要なもの、行かなければいけない場所などや、実際に手続きが完了するまでの流れを解説しています。

お金もそこそこかかるので、実際に費用がいくらかかったのかも掲載しました。

私は、2018年度に合格してから登録の手続きをおこない、現在ドラッグストアで働いています。

申請の手順は基本的に同じなので、あなたの参考になれば幸いです。

【はじめに】登録販売者の合格後の手続き=「販売従事登録」

合格の手続きについて、はじめに知っておくべき内容をまとめました。

試験に合格したら、販売従事登録(はんばいじゅうじとうろく)という公的な手続きをする必要があります。

そのため登録販売者に合格しても、すぐに現場で資格を活かすことができません。

販売従事登録とは「医薬品の販売に従事することを登録する」という意味です。

手続きをしないと、登録販売者としての肩書きはあっても専用の業務を行うことができません。

各都道府県の保健所に自分の情報を登録しないと、医薬品を販売することができないのです。

ドラッグストアや薬局に務めていても、合格しただけでは法的に医薬品の相談、販売することはできません。

販売従事登録をして、やっと「薬を販売する」ことができるようになります。

販売従事登録の流れについて

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

各自治体や都道府県のサイトを見ても、とてもわかりにくいかと思われます。

私は、わかりにくいと感じてしまいました。

なので実体験を元に、手続き完了までの流れをまとめました。

全ての都道府県がこの手続きの流れというわけではありませんが、基本的な内容は共通しますので、参考になるかと思います。

合格後の手続きの注意点

手続きに必要な書類の1つに、雇用証明書があります。

この書類は「所属している会社に雇用してもらってますよ」と証明をするためのものです。

つまりドラッグストアや薬局など、医薬品に携わる会社に勤務している必要があります。

勤務先も従事登録に必要なので、職場が決まっていない方は先に就職、転職、再就職などを行う必要があります。

就職したいけどどの店がいいかわからない、職場選びのコツが知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

» 【薬局・ドラッグストア】就職先の選び方:体験談あり

登録販売者試験に合格後の手続きの方法

合格の手続きでの、おおまかな方法です。

  1. 合格通知書が届く
  2. 書類をそろえるのに必要な施設に行く
  3. 手続きをおこなう
  4. 手続き後にやること

手続きが完了するまでに、こなさなければならない関門がいくつかあります。

それぞれ順番に紹介していきます。

合格通知書が届く

合格日から数日後、受験した都道府県から封筒が届きます。

中を見ると、何枚も紙が入っていました。

  • 合格者受験番号一覧
  • 合格通知書
  • 登録販売者販売従事登録手続きのご案内

それぞれの書類を見ていきます。

合格者受験番号一覧

合格者の受験番号が、ズラーっと羅列してある紙です。

合格発表日に合否を確認していると思いますが、それでも再度自分の番号を見つけたらホッとするはず。

合格通知書

これがないと従事登録できない、とても大事な書類の1つです。

賞状のような、立派な厚紙ではありません。

「合格通知書」と印刷してある、普通のペラペラな紙です。

合格を証明するための書類なので、なくさないでください。

登録販売者販売従事登録手続きのご案内

申請に必要なもの、受付場所、受付時間などが記載された紙です。

都道府県のサイトを何回も見るより、このご案内の内容のほうがわかりやすかったです。

そんな私は、ご案内用紙に助けられました。

申請に必要な書類をそろえる

販売従事登録を申請するために、必要な書類をそろえることが不可欠です。

以下の5つが必須となります。

  1. 販売従事登録申請書
  2. 登録販売者試験合格通知書
  3. 戸籍謄本、戸籍抄本、戸籍記載事項証明書など
  4. 診断書
  5. 雇用証明書

①販売従事登録申請書

氏名、申請者の本籍地都道府県、生年月日、性別、その他欠格条項(今まで悪いことしてません、という内容)などを記入する紙です。

印鑑が必要です。

②登録販売者試験合格通知書

封筒に入っている、合格を証明するためのプリントされた用紙。

再度言いますが、賞状ではなくペラペラの紙です。

そのため、折り目がつきやすいです。

なくさないように気をつけてください。

③戸籍謄本、戸籍抄本、戸籍記載事項証明書など

難しい言い回しですが、本籍の入った住民票の写しで大丈夫です。

市役所などで、もらいに行きます。

④診断書

「麻薬、大麻、あへん、覚せい剤などの中毒者ではありません」という、証明をするための紙です。

病院や診療所で、お医者さんに書いてもらう必要があります。

⑤雇用証明書

「所属している会社に雇用してもらってますよ」と証明をするための紙です。

ドラッグストアの店長に、サラサラと書いてもらうことはできません。

本部の担当者に、正式な書類として提出しなければならない内容だからです。

あなたが記入するのは、住所と氏名、それに印鑑が必要です。

また、これらのうち3種類の用紙が封筒に一緒に入っていました。

①販売従事登録申請書

④診断書

⑤雇用証明書

そのため、わざわざ印刷する手間がかかりませんでした。

※必要書類が無い場合は、都道府県のサイトから印刷するか、保健所でもらう必要があります

書類をそろえるために必要な施設に行く

書類をそろえるには、市役所と病院に行く必要があります。

【市役所】

③戸籍関係の書類を、もらいに市役所に行きます。

「本籍の入った住民票の写しをください」と伝えれば、スムーズに手続きしてくれます。

手数料として300円支払いました。

※価格は都道府県によって若干差があります

最近は市役所に行かず、コンビニでも手続きができるようです。

【病院】

④診断書を、もらいに行きます。

自費扱いとなり病院によって発行料が違うので、事前に電話などで確認しても良いかもしれません。

私はかかりつけの医療機関で、3000円かかりました。

従事登録で必要なことを医師に話すと、基本的に即日発行してもらえます。

血液検査などは必要ありません。

ちなみに診断書が必須となっているのは、登録販売者だけではなく薬剤師も同じです。

美容師や調理師などの国家資格も同じく診断書が必要なので、内容を伝えると比較的もらえやすいイメージです。

以下、私とお医者さんのやりとりです。

医師「ところで何の資格取ったの?」

私「登録販売者です」

医師「とうろく…はんばい…???」

登録販売者の認知度が低いのは仕方ありません…

このような会話がほとんどなので、落ち込まず次のステップに進みましょう。

保健所で手続きをおこなう

5つの書類アイテムをゲットしたら保健所に向かいます。

つまり、保健所は最後に行く場所となります。

そして最後の支払い、登録手数料です。

収入証紙代を購入し、保健所に納めました。

金額は10000円と、そこそこ高いです。

※価格は地域差があります

場所によっては、事前に収入証紙を購入する場合もあります。

私は販売従事登録の担当窓口で、そのままお金を支払い、手続きをしてもらいました。

ここでやっと販売従事登録証という、薬を販売できるための証明書をもらえます。

しかし、その場でもらえず2週間後に再度取りに来ることになりました。

他の自治体はどうなのでしょうか。

追記:どうやら交付するのに約2週間ほどかかるそうです。

2週間後、再び販売従事登録証を取りに保健所にいきました。

販売従事登録証はすぐに渡されたので、5分ほどで保健所から出ることができました。

私の自宅から保健所まで片道1時間、つまり往復2時間かかるので、取りに行く時間のほうが長かったです。

販売従事登録のためだ、仕方ない。

【重要】販売従事登録の後にやること

保健所から渡された販売従事登録証を、自分の勤務している会社に提出します。

この販売従事登録証を早めに出さないと、いつまでたっても正式な登録ができません。

提出を忘れて、1ヶ月分の資格手当がつかなかった人が実際に身近にいました。

結論、書類は早めに提出しましょう。

会社側で登録が完了することで、やっと登録販売者として薬を販売することができます。

服装も、エプロンから白衣姿にレベルアップします。

また資格手当も、販売従事登録の手続きがあってこそ発生します。

給料明細に資格手当が付いていると、今後のモチベーションも上がります。

合格後の手続きで実際にかかった費用

今回の合格後の手続き(販売従事登録)で実際にかかった費用です。

  • 住民票の写し……300円
  • 診断書……3000円
  • 収入証紙代……10000円

私の場合、合計 13300円支払いました。

市役所や病院、保健所への移動代も含めると、さらに加算されます。

私は車移動だったので、ガソリン代でだいたい1500円くらいです。

試験前に、受験料と参考書代でそこそこお金を使っていましたが、合格後の手続きでこんなに費用がかかるとは、思ってもいませんでした。

おそらく試験勉強中の人たちも、このことを知らないかもしれませんね。

まとめ

  • 必要な書類集めはそこまで難しくない
  • 市役所、診療所、保健所と、けっこう移動する
  • お金がかかる
  • 時間がかかる
  • 手続きは、お早めに

合格証書が届いた後の手続きを、まとめました。

保健所での販売従事登録、さらに会社での登録と、やたらと時間がかかります。

私の経験上、自宅に合格通知の封筒が届いたら、なるべく早く手続きをしていただきたいです。

たくさんの時間とお金を費やして得ることができた「登録販売者」という資格を、是非とも現場で活用しましょう。

だが、従事登録したら完了ではありません。

ここからスタート地点でもあります。

合格後は、商品知識や接客方法を勉強する必要があります。

はい、まだまだ勉強はつづきます。

手続き期間中に、ある程度の知識やノウハウをおさえておくと、実戦での不安やストレスがかなり減ります。

接客のコツを知りたいなら、下記の記事をどうぞ。

私の数々の過去の接客経験から、実践向けの接客方法のコツを伝授します。

» ドラッグストアでの接客のコツ【登録販売者向け】

登録販売者を取ってからどういったことを学べば良いのか知りたい方はこちら。

» 【厳選】登録販売者の合格後におすすめの本5冊まとめ:あなたに合う本が見つかる

あなたの今後の勉強になるおすすめの本を、まとめてあります。

結論をいうと、あなたに合ったベストな本を読むのが最善です。

無理せず、ゆっくり経験を積みましょう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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