【2023年版】独学で合格できる勉強法・注意点まとめ【登録販売者試験】

・今年の登録販売者試験に一発で合格したい。
・独学で勉強して、確実に資格ゲットしたい。
・自分1人の力でやりきれる勉強法が知りたい。

そんなあなたの役に立つ内容をお届けしますね。

この記事では、2ヶ月の短期間の独学で合格した、私がやっていた独学の勉強方法を紹介しています。

受験当時の私のステータスは、こんな感じです。

  • 勉強期間…2ヶ月
  • テキスト…1冊だけ使用
  • 2018年の東海エリアで受験
  • 受験は1回のみ、1発で合格
  • 医薬品業界は全くの未経験

ドラッグストア・医薬品業界未経験の私でも、最終的に100点超えで合格できました。

この記事で紹介している内容はこんな感じです。

  • 独学で合格できる勉強のコツ5つ
  • 効率良く勉強できるパターン4つ
  • 各章ごとの試験勉強のコツ5つ
  • 注意点・オススメしない勉強法
  • 独学のためのスケジュール計画
  • 【合格への近道】スキマ時間を有効に使う
  • わからないところは先輩に聞くという方法

短期間で合格したい、独学で勉強している人のやり方を参考にしたい方向けの内容ですね。

役に立つ内容をかなり詰め込んでいるので、そこそこ長い文章となっています。

時間のあるときに、お読みください。

そもそも独学でやるとか、全く何も考えていない方もいるかもですよね。

それなら先に下記の記事をどうぞ。

» 【超初心者向け】あなたが合格するための勉強手順まとめ【登録販売者試験】

【読む前の注意点】

① この記事は、そこそこ長文です。

時間のあるときに、まったり読んでください。
(興味のないところは読み飛ばしてOKです)

あなたが独学で合格するためのエッセンスが盛り込まれています。

大事だと思うところをテキストにメモしたり、後で読み返したい方はブックマークをどうぞ。

② この記事は、厚生労働省・過去問サイトなど外部へのリンクが多いです。

新しいタブ(サイトのページ)がかさばって邪魔になってきたら、閉じてください。

目次

独学で合格できる勉強のコツ5つ

登録販売者試験に独学で合格できる勉強のコツは、5つあります。

  1. あなたに合うテキストを選ぶ
  2. テキストの順番どおりにやらなくていい
  3. 試験範囲の内容を全て覚えようとしない
  4. 難しすぎる問題は「捨てる」と割り切る
  5. 試験本番までの全体スケジュールを立てる

上記の流れを順番に解説していきます。

① あなたに合うテキストを選ぶ

勉強するためのテキストを用意する

独学で勉強する場合、テキスト(参考書)は必須アイテムです。

あなたが試験勉強で1番使うことになる本であり、
試験に合格するために必要な最重要アイテムとも言えます。

本屋さんで見つけて買ったり、amazonや楽天市場といったネットショップで買うのもアリです。

もし既にテキストを持っているなら、そのまま読み進めてください。

私が使用していたテキスト … ユーキャンのテキスト1冊

私が試験勉強で実際に使っていたテキストを紹介しますね。

ユーキャンのテキストです。

詳しく解説すると、大手資格取得会社のユーキャンが発売している、
「ユーキャンの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集」というテキストですね。

私がこのテキストを選んだ理由は、以下の4つです。

  • 大きすぎず、丁度いい大きさ
  • オールカラーの印刷
  • イラストや挿絵がある
  • 過去問が200題収録

書店で内容をパラパラと見たところ、
初心者でも使いやすそうで、カラー印刷でイラストもあって、過去問題集合がセットになっているため選びました。

ただ、表紙にある「31日間で合格する」のはさすがに厳しいです。

ちなみに私は書店で探して、置いてあった3冊の中からユーキャンのテキストにしました。

特に、カラー印刷で飽きない点や持ち運びやすさなどが、個人的によかったポイントです

ただ、このテキストは私の好みなので、あなたに合わない可能性もあります。

最終的に、あなたが良いと思ったテキストを選んでくださいね。

本屋さんで直接テキストの内容を見てもいいですし、もし外出しづらいならAmazonや楽天などのネットショップで探すのも手です。

テキストや問題集については、別記事でくわしく紹介しています。

» 【2023年】登録販売者の独学用おすすめテキスト12冊まとめ

いろいろ見比べて、あなたの勉強がはかどりそうなテキストを見つけてくださいね。

【非推奨】試験範囲のデータをテキスト代わりにする

登録販売者試験は、厚生労働省が公式に発表している試験範囲から出題されます。

リンクを見てみると、厚生労働省のHPのなかにPDFデータとして公開されています。

実は、ダウンロードするのは無料でできます。

参考:登録販売者試験問題作成に関する手引き(厚生労働省)

そのため、このデータをダウンロードすれば無料で試験範囲が手に入るというわけですね。

ただ、市販のテキストとちがって、文章だけのデータです。

かわいいイラストも、わかりやすい図解も全くありません。

一応テキスト代わりとしても勉強もできますが、手引自体があまり見やすいものではないんですよね。

かなり内容が理解しにくく、勉強しづらいのが本音です。

※ ぶっちゃけ手引きのデータだけで合格するのは難しいです

もう一度いいますが、勉強に適していない文章だけのデータです。

無料とはいえ「試験範囲の手引き」のデータだけで勉強するのは難しかったりします。

個人的に、独学で勉強をやるなら、市販のテキストを使うことをおすすめします。

テキストはいつ買うべきか → 4月中旬以降がオススメ

よくある質問として、「テキストはいつ買うべきか?」と聞かれます。

短期決戦でやるなら、4月中旬以降がおすすめです。

  • 手引きの試験範囲の改定が4月ごろ
  • 新しいテキストが発売され始める

手引きの試験範囲の改定が4月ごろにある

2〜3年に1回くらいの割合で、試験範囲や内容が変わる場合があります。

これを便宜上「試験範囲の改訂」と呼んでいます。

毎年かならず試験範囲の改定があるわけではありません。

しかし、もし改訂がある場合、3月末〜4月上旬ごろに発表されるんですね。

昨年2022年は改訂がありましたが、2023年はまだ未定です。

新しいテキストが発売されるまで待つ必要はない

例年の傾向からすると、毎年3〜5月ごろに最新のテキストが発売されます。

もし試験範囲の改定がなければ、昨年発売されたテキストでも活用できます。

しかし、新しいテキストが欲しいからと、なかなか買うのを渋るのもあまり良くありません。

あなたの受験月が8〜9月だった場合、
4〜5月にテキストを買うと勉強できる期間が3〜4ヶ月しかないからです。

短期決戦でも合格できますが、
あなたのライフスタイルに合わせてできるだけ余裕をもってテキストを選んでくださいね。

② テキストの順番どおりにやらなくていい

テキストを見てみると、第1章〜第5章まで各章ごとにカテゴリがわかれています。

実は、順番通りにやらなくてもよかったりします。

ここで第1章をざっくり読んでみてください。

パッと見むずかしそうに見えますが、比較的かんたんで常識的な内容が多かったりします。

それでは、第2章を開いてみてください。

いきなり、内臓のイラスト・わけわからん専門用語がたくさん並んでいるはずです。

(中には、理科が得意で第2章が好きという人もいると思います)

この全然わけわからん専門用語を、ほぼ全て暗記しないと合格できないんですよね。

そのため、第1章から第2章に順番通りにすすめると、途中で挫折してしまう場合があります。

もし途中で諦めそうになったら、別の章から勉強してみてください。

第3章の気になる薬から勉強してもいいですし、第4章の法律関連でもOKです。

  • 第1章 … 薬の基本的な内容(オススメ)
  • 第2章 … 学生時代、理科が得意だった
  • 第3章 … 一番難しい成分から初めたい
  • 第4章 … 法律的なことを先に知りたい
  • 第5章 … 市販薬の添付文書を読めるようになりたい

最終的に全部の章を勉強する必要がありますが、どの章からやっても問題ありません。

あなたがまずできそうな項目から、勉強を始めてみてください。

もしどの章も難しい!」と思っているなら、まずは第1章からやるのをオススメします。

常識的な内容が多く、頭にスッと入っていきやすいです。

③ 試験範囲の内容を全て覚えようとしない

試験勉強をしている人の中には、試験範囲をすべて覚えようとする人もいたりします。

しかし実際のところ、ほぼ無理ゲーなので諦めましょう。

登録販売者試験の講義をやっている講師の先生ですら「この問題わからん」という場合もあります。

逆に言ってしまえば、「すべて覚えようとなくても大丈夫」ということです。

【めっちゃ大事】よく出る用語・重要なポイントを押さえる

各章でよく出てくる専門用語・重要なポイントをしっかり押さえるのが大事だったりします。

よく出る専門用語は、過去問を何回もやることでじわじわ分かってきます。

重要なポイントは、あなたの持っているテキストにばっちり書いてありますよ!

どのテキストでも、大事なところは強調されていたり、イラストや色付きマーカーでわかりやすく説明されています。

大切な部分・専門用語を見落とさないように注意してください。

④ 難しすぎる問題は「捨てる」と割り切る

過去問をやっていると、ごくまれに「変な問題」に遭遇する場合があります。

  • 回答、解説を見てもスッキリしない
  • どの過去問をやっても、ここにしか出てこない
  • テキスト(手引き)に載ってない用語が出ている

このような「謎の問題」に遭遇したら、基本的にスルーしてOKです。

理由はかんたんで、その年のその試験にしか出てこないんですよね。

ちなみに、2021年の試験問題に「捨て問」がありました。

登録販売者試験講師の薬剤師の先生も、ハッキリ捨て問だと言っています。

こういった、テキストを何回読んでも出てこないような用語は無視してください。

捨て問は毎年どのエリアでも1〜2問はあるので、「無理なもんは無理」と割り切って大丈夫です

ちなみに、登録販売者試験の本番で満点を取るのはなかなか難しいのですが、
実はこの「やばい問題」が原因だったりします。

⑤ 試験本番までの全体スケジュールを立てる

試験本番までまだまだ余裕があると思っていると、意外なところで時間が足りなくなります。

  • 子育て中の主婦…子どもの急なイベントなど
  • サラリーマン…転勤、職場環境の変化など
  • 学生さん…学校の授業との兼ね合い、行事など

もしあなたに急なイベントごとが入ると、思うように勉強が進まなくなってしまいます。

そのために、あらかじめ勉強スケジュールを立てておくのがオススメ。

※スケジュールの立て方は、この記事の少し先にまとめてあります

【効率重視】各章ごとの勉強パターン

新しい章に進むごとに、効率のいい勉強パターンを紹介します。

  1. YouTubeを見ながらテキストで勉強
  2. テキストを見ながら過去問を解く
  3. 過去問を何回も繰り返して解く
  4. 昨年の過去問を通しでやってみる

上記のような流れで勉強していくと、じわじわ覚えていくことができます。

それぞれ詳しく解説していきますね。

① YouTubeを見ながらテキストで勉強

あなたはパソコンやスマホでYouTubeを見ていますか?

おもしろ動画・動物の癒し系ばかりの動画ばかり見ている人も多いはずです。

実は、YouTubeで登録販売者試験のための勉強動画を見ることができます。

試験勉強の役に立つ動画で、しかも無料で視聴できます。

「パソコン(スマホ)で動画を流しつつ、テキストを開いて学ぶ。」

このパターンが最も効率のいい勉強だったりします。

ちなみに、動画を流しっぱなし・聞き流しするだけでも勉強の効果があります。

移動時間、仕事の休憩時間、寝る前などにYouTubeを聞くだけもアリです。

テキストを読む回数を増やすと、理解度が増える

テキストは、読む回数が増えれば増えるほど、だんだんわかってきます。

最初に1回読むだけで全部覚えることなんて、不可能なんですよね。

・1回目 … 流し見するだけ
「ふーん、こんな内容なのかー」

・2回目 … 少し内容を意識
「へー、こんな用語が出てくるんだー」

・3回目 … さらに内容を意識
「この用語、なんか見たことがある」

・4回目 … 理解を深めていく
「この用語=こういう意味ってことか」

・5回目 … 記憶に定着させる
「〇〇成分=〇〇という作用、覚えたぞ」

もちろん、5回読んでわからない成分や用語も出てきます。

その場合は、10回〜20回と何回読んでも大丈夫です。

最終的に試験本番までに重要なポイントを覚えたらOKだったりします。

「テキストだけ」の勉強をオススメしない理由

ぶっちゃけYouTubeを見なくても、テキストだけで試験勉強を進めることができます。

しかし、視覚・聴覚・触覚を使うことでより早く覚えることができます。

これは赤ちゃんが言葉を覚えていくのと同じパターンだったりするんですよね。

  • 親が話しかけてくる言葉を「聞く」
  • 親の言葉をマネして「話す」
  • 絵本、テレビの文字を「見る」
  • 手を使って「書く」

おおよそ、このような順番で学習していきます。

ヒトは、基本的にまず「聞くこと」から学びを得るそうです。

テキストを読むだけだと、最初の「聞く」過程をすっ飛ばしているんですよね、、

そのため、聞きながら勉強できるYouTube動画は、勉強に適していると言えます。

おすすめのYouTube講義チャンネル

個人的にオススメのチャンネルを紹介しますね。

  • きくりんさんのチャンネル
  • やっけんチャンネル
  • 石川達也先生のチャンネル

きくりんさんは、メーカー勤務の現役薬剤師の方です。

個人的に動画を作っているそうなのですが、とてもやさしく解説されています。

登録販売者試験の難関の1つ、生薬についての動画はわかりやすいですよ。

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