【登録販売者試験】2ヶ月の独学で合格した勉強法まとめ

登録販売者のテキスト
  • 2024年の登録販売者試験に一発で合格したい
  • 自分1人の力でやりきれる勉強法が知りたい
  • 2〜3ヶ月の短期間で勉強して合格を目指すぞ

そんなあなたの役に立つ内容をお届けしますね。

この記事では、2ヶ月で合格できた、私がやっていた独学の勉強方法を紹介しています。

受験当時の私のステータスは、こんな感じです。

  • 勉強期間…2ヶ月
  • テキスト…1冊だけ使用
  • 受験は1回のみ、1発で合格
  • 医薬品業界は全くの未経験
  • 2018年の東海エリアで本番
  • 「とーはんって何?」状態で受験

ドラッグストア・医薬品業界未経験の私でも、最終的に100点超えで合格できました。

この記事で紹介している内容はこんな感じです。

  • 独学で合格できる勉強のコツ5つ
  • 効率良く勉強できるパターン4つ
  • 各章ごとの試験勉強のコツ5つ
  • 注意点・オススメしない勉強法
  • 独学のためのスケジュール計画
  • 【合格への近道】スキマ時間を有効に使う
  • わからないところは先輩に聞くという方法

短期間で合格したい、独学で勉強している誰かのやり方を参考にしたい人はこのまま先にどうぞ。

【読む前の注意点】
この記事はかなり長文なので
気になるところだけ読んでください。

目次

2ヶ月の独学で合格できる勉強のコツ

登録販売者試験に独学で合格できる勉強のコツは、5つあります。

  1. あなたに合うテキストを選ぶ
  2. テキストの順番どおりにやらなくていい
  3. 試験範囲の内容を全て覚えようとしない
  4. 難しすぎる問題は「捨てる」と割り切る
  5. 試験本番までの全体スケジュールを立てる

順番にわかりやすく解説していきますね。

① あなたに合うテキストを選ぶ

勉強するためのテキストを用意する

独学で勉強する場合、テキスト(参考書)は必須アイテムです。

あなたが試験勉強で1番使うことになる本で
試験に合格するためにほぼ必須の、超重要アイテムだったりします。

テキストは本屋さんで探してみたり、amazonや楽天市場のようなネット通販で買うのもアリです。

私が使用していたテキスト … ユーキャンのテキスト1冊

私が試験勉強で実際に使っていたテキストは、ユーキャンのテキストです。

どんなやつかというと、大手資格取得会社のユーキャンが発売している「ユーキャンの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集」というテキストですね。

私がこのテキストを選んだ理由は、以下の4つです。

  • 大きすぎず、丁度いい大きさ
  • オールカラーの印刷
  • イラストや挿絵がある
  • 過去問が200題収録

書店で内容をパラパラと見たところ、
初心者でも使いやすそうで、カラー印刷でイラストもあって、過去問題集合がセットになっているため選びました。

↑表紙にある「31日間(1ヶ月)で合格する」のはさすがに厳しい

ちなみに私は書店で探して、置いてあった3冊の中からユーキャンのテキストにしました。

特に、カラー印刷で飽きない点や持ち運びやすさなどが、個人的によかったポイントです。

ただ、このテキストは私の好みなので、あなたに合わない可能性もあります。

最終的に、あなたが良いなと思ったテキストを選んでくださいね。

テキストや問題集については、別記事でくわしく紹介しています。

» 【2024年】登録販売者の独学用おすすめテキスト12冊まとめ

本屋さんで直接テキストの内容を見てもいいし、Amazonなどで探すのもアリです。

【やめとけ】試験範囲の手引きをテキストにする

登録販売者試験は、
厚生労働省のHPのなかにPDFデータとして公開されています。

» 登録販売者試験問題作成に関する手引き(厚生労働省)
※ダウンロード無料

このデータをダウンロードすれば
無料で試験範囲が手に入るというわけです。

ただ、テキストを買わずに試験範囲のデータだけで勉強するのはおすすめしません。

本当に文章だけのデータなので、
かわいいイラスト・わかりやすい図解が全然ないです。

そしてとても読みづらい。

テキスト代わりにして勉強できますが
かなり内容が理解しにくく、勉強しづらいのが本音です。

ぶっちゃけ手引きのデータだけで合格するのは難しいぞ

無料とはいえ「試験範囲の手引き」のデータだけで勉強するのは難易度が高いです。

t独学で勉強をやるなら、市販のテキストを使うことを強くおすすめします。

2024年の登録販売者テキストはいつ買うべきか

よく「テキストはいつ買うべきか?」と聞かれます。

登録販売者試験を短期集中で勉強するなら、テキストを買うのは4月中旬以降がおすすめです。

というのも、
手引きの試験範囲の改定が4月初めにあったりするんですよ。

毎年新しい薬の情報が増えたり、法律が変わったりします。
(毎年あるわけではなく2〜3年に1回くらい)

もし早めにテキストを買ってしまうと、古い知識で勉強することになります。

ちなみに2023年は改訂があり、今年度のテキストにも変更がありました。

例年の傾向からすると、毎年3〜5月ごろに最新のテキストが発売されます。

ただ、4月まで待つと勉強する期間が大きく減ってしまう場合もあります。

たとえば、あなたの受験月が8〜9月なら
4〜5月にテキストを買うと勉強できる期間が3〜4ヶ月しかないからです。

11〜12月に受験するなら、4月まで待ってもいいと思います。

2〜3ヶ月の短期勉強でも合格できますが、
あなたのライフスタイルに合わせて、できるだけ余裕をもってテキストを選んでくださいね。

② テキストの順番どおりにやらなくていい

登録販売者の試験範囲は第1章〜第5章までカテゴリがわかれているんですね。

実は、順番通りにやらなくてもよかったりします。

ここで第1章を見てみると
むずかしそうに見えて、わかりやすい常識的な内容が多かったりします。

つぎに第2章を見てみると
専門用語がたくさんあって一気に難しくなります。

この専門用語を、ほぼ全て暗記しないと合格できないんですよね。

そこで第1章 → 第2章と順番にやろうとすると、
途中で挫折する可能性があります。

もししんどくなったら、別の章から勉強してみてください。

第3章でもいいし、第5章の最後のほうからでもOKです。

「どのページを見ても難しい!」と思ったら、まずは第1章からやるのをオススメします。

常識的な内容が多く、頭にスッと入りやすいです。

③ 試験範囲の内容を全て覚えようとしない

たまに登録販売者試の試験範囲をすべて覚えようとする人がいたりします。

ぶっちゃけ、ほぼ無理なので諦めましょう。

登録販売者試験の講義をやっている講師の先生ですら「この問題わからんぞ」という場合があります。

言い換えると
「すべて覚えようとしなくても大丈夫」なので安心してください。

【超大事】よく出る用語・重要なポイントを押さえる

登録販売者の試験勉強では、
よく出てくる専門用語・重要なポイントをしっかり押さえるのが大事だったりします。

よく出る専門用語は、過去問を何回もやることでじわじわ分かってきます。

どのテキストでも、大事なところは強調されていたり、イラストや色付きマーカーでわかりやすく説明されています。

大切な部分・専門用語を見落とさないように注意してください。

④ 難しすぎる問題は「捨てる」と割り切る

過去問をやっていると、ごくまれに「難しすぎる問題」があります。

難しすぎる問題の特徴
  • 回答、解説を見てもスッキリしない
  • どの過去問をやっても、ここにしか出てこない
  • テキスト(手引き)に載ってない用語が出ている

このような問題に遭遇したら、深く考えなくてもOKです。

難しすぎる問題って、それっきり出てこない特別問題だったりするんです。

たとえば、2021年の試験問題に「捨て問」がありました。

登録販売者試験講師の薬剤師の先生も、ハッキリ「捨て問」だと言っています。

こういった、テキストを何回読んでも出てこないような用語は無視してください。

捨て問は毎年1〜2問あるので、「無理なもんは無理」と割り切って大丈夫ですよ。

ちなみに登録販売者試験の本番で満点を取るのが難しいんですが、実はこの「難しすぎる問題」が原因だったりします。

⑤ 試験本番までの全体スケジュールを立てる

試験本番までまだまだ余裕があると思っていると、意外なところで時間が足りなくなります。

難しすぎる問題の特徴
  • 子育て中の主婦…子どもの急なイベントなど
  • サラリーマン…転勤、職場環境の変化など
  • 学生さん…学校の授業との兼ね合い、行事など

もしあなたに急なイベントごとが入ると、思うように勉強が進まなくなってしまいます。

そのために、あらかじめ勉強スケジュールを立てておくのがオススメ。

※スケジュールの立て方は、この記事の少し先にまとめてあります

【効率重視】各章ごとの勉強パターン

新しい章に進むごとに、効率のいい勉強パターンを紹介します。

  1. YouTubeを見ながらテキストで勉強
  2. テキストを見ながら過去問を解く
  3. 過去問を何回も繰り返して解く
  4. 昨年の過去問を通しでやってみる

① YouTubeを見ながらテキストで勉強

あなたはパソコンやスマホでYouTubeを見ていますか?

おもしろ動画・動物の癒し系ばかりの動画ばかり見ている人も多いはずです。

YouTubeで登録販売者試験のための勉強動画を見ることができるんですよ!

試験勉強の役に立つ動画で、しかも無料で視聴できます。

「パソコン(スマホ)で動画を流しつつ、テキストを開いて学ぶ。」

このパターンが最も効率のいい勉強だったりします。

ちなみに、動画を流しっぱなし・聞き流しするだけでも勉強の効果があります。

移動時間、仕事の休憩時間、寝る前などにYouTubeを聞くだけもアリです。

テキストを読む回数を増やすと、理解度が増える

テキストは、読む回数が増えれば増えるほど、だんだんわかってきます。

最初に1回読むだけで全部覚えることなんて、不可能なんですよね。

試験勉強中の理解度の流れ
  • 1回目 … 流し見するだけ
    「ふーん、こんな内容なのかー」
  • 2回目 … 少し内容を意識
    「へー、こんな用語が出てくるんだー」
  • 3回目 … さらに内容を意識
    「この用語、なんか見たことがある」
  • 4回目 … 理解が深まっていく
    「この用語=こういう意味ってことか」
  • 5回目 … 記憶に定着していく
    「〇〇成分=〇〇という作用、覚えたぞ」

5回読んでわからない成分や用語が出てきたら、、10回〜20回と回数を増やしてください。

最終的に、試験本番までに重要なポイントを覚えたらOKです。

「テキストだけ」の勉強をオススメしない理由

ぶっちゃけYouTubeを見なくても、テキストだけで試験勉強を進めることができます。

しかし、視覚・聴覚・触覚を使うことでより早く覚えることができます。

これは赤ちゃんが言葉を覚えていくのと同じパターンだったりするんですよね。

  • 親が話しかけてくる言葉を「聞く」
  • 親の言葉をマネして「話す」
  • 絵本、テレビの文字を「見る」
  • 手を使って「書く」

ヒトは、基本的にまず「聞くこと」から学びを得るそうです。

テキストを読むだけだと、最初の「聞く」過程をすっ飛ばしているんですよね、、

そのため聞きながら勉強できるYouTube動画は、かなり有効です。

おすすめのYouTube講義チャンネル

個人的にオススメのチャンネルを紹介しますね。

  • きくりんさんのチャンネル
  • やっけんチャンネル
  • 石川達也先生のチャンネル

きくりんさんは、メーカー勤務の現役薬剤師の方です。

個人的に動画を作っているそうなのですが、とてもやさしく解説されています。

登録販売者試験の難関の1つ、生薬についての動画はわかりやすいですよ。

登録販売者のテキスト

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