・ロコベースの売上を伸ばしたいけど、上手く説明できない。
・接客で使える、おすすめの例文が知りたい。
・値段が高いけど、どうオススメしたららいいんだろう…
そんなあなたの悩みを、ほんのり解決します。
私はドラッグストアで登録販売者としてはたらいている、リンネという人です。
自分が働くお店では、ハンドクリームの中でも「ロコベース」の販売に力を入れています。
この記事では、ロコベースを上手に販売する方法を解説しています。
さらに私の会社の美容部員さん直伝、
ロコベースの重要な接客ポイントも合わせてまとめました。
【追記】ありがたいことに、宣伝していただきました…!
【あのハンドクリームを売る季節がきます】
— あい🦋登販ブログは毎日更新 (@t_k_d_a_y) September 9, 2021
冬用の棚替えがはじまりました⛄️
ドラッグストアではどこもかしこも
「ロコベース」を躍起になって売ると思います。
リンネさん(@medicamemo)が書いたこの記事が
たいへん参考になって良記事だから
まだの人はぜったい読むべき😌https://t.co/2lx1ik3ycE
あなたのロコベース販売戦略のきっかけになれば、幸いです。
なお、ロコベースに特化している記事ですが、他のハンドクリームでも応用できます。
他の店舗・あなたのライバルに負けたくないなら、ご覧ください。
はじめに:ロコベースについて
ロコベースとは、第一三共ヘルスケアが発売している保湿用クリームです。
大手のドラッグストアで働いているなら、大体の人は見たことがあるのではないでしょうか。
↑こんな感じの見た目です
正式名称は「ロコベースリペア」ですが、一般的な呼ばれ方である「ロコベース」で話を進めていきますね。
ロコベースは【プロにも役立つ保湿力】というキャッチコピーだったりします。
実際に、手洗いを多用する職業の方から絶賛されているんですね。
私も個人的に最強のハンドクリームだと確信していて、仕事にプライベートに活躍していたりします。
ロコベースについて詳しく知りたい方は、まず下記の公式サイトをご覧ください。
ロコベースの上手な売り方について
ロコベースを上手く販売するコツとして、正しい知識を持って、わかりやすい説明をすると販売成果に繋がりやすくなります。
当たり前かもしれませんが、意外と基礎知識が抜けていたりするんですよね…。
ロコベースには使うべきメリットがたくさんありますので、上手にお客さんに伝えたいところです。
そのためにまず基礎からしっかり商品知識を見直します。
ロコベースの基礎知識を知っておく
最初に、ロコベースの基礎知識を知っておきましょう。
お客さんに販売する側、つまりあなたは売りたい商品の情報を理解しておく必要があります。
まずは、基本的なポイントを4つおさえます。
- 無香料、無着色、防腐剤無添加
- 水で洗っても落ちにくい
- 低刺激で赤ちゃんにも使える
- 製薬会社が開発(第一三共ヘルスケア)
上記の内容は接客するための重要なセールスポイントなので、頭に入れておきたいところです。
例えば「小さい子がいても、家族全員で使えるハンドクリームがほしい」と相談があったら、
「匂いがしないので旦那さんも気軽に使えて、赤ちゃんでも使える安全性の高いハンドクリームです」といったように勧めることができます。
公式がおすすめしている使用方法をマスターする
先程の基礎知識とあわせて、公式が提唱しているロコベースリペアクリームの使用方法を紹介します。
- 直径約1cmくらいの大きさにとる
- 手でじっくり温める
- やわらかくなったらゆっくり手のひら全体に伸ばす
- 手の甲から指先まで、しっかり塗る
正しい使い方を知らずに、そのまま塗りたくって販売している方も多いのではないでしょうか?
お客さんの中には「クリームが固くて使いにくい」とおっしゃる方もいます。
クリームはミルクとちがって基材が固めなので、体温で少しあたためてから使用するとクリームの伸びが良くなります。
そのため、適切な使用方法も伝えたいところです。
ロコベースを上手に販売できる、おすすめの例文
ロコベースを上手に販売できる人は、自己流でおすすめの例文を考えて販売していたりします。
ロコベースのメリットをただ伝えるだけでは、お客さんにうまく魅力が伝わらないんですよね。
いわゆる、パッケージの文章を読んで説明している状態です。
ここで、お客さんひとりひとりに合わせた接客ができるかどうかが、あなたの販売実績に繋がります。
美容部員がおすすめする例文
私は下記の3つの説明を、ターゲット別に使い分けています。
- 料理前に使用できる
- あかぎれでぱっくり割れている方が10月から塗り始めたら、来年の春まで一度も割れなかった
- ロコベース1本で手が乾燥しなくなるため、絆創膏がいらなくなる
これらを深掘りしていきますね。
①【料理前に使用できます】
お米をとぐ前、お肉や魚をさばく前にも使用できます。
毎日料理をしている主婦層を中心に、刺さる内容です。
②【あかぎれでぱっくり割れている方が10月から塗り始めたところ、来年の春まで一度も割れなかったです】
これはお客さんからの実体験が元ネタです。
美容師さんや介護士さんなど、職業柄で手をよく洗う方にわりとヒットします。
実際、手の荒れる美容師さんに上手く説明できると、次に来店されるときにリピーターとして購入される方も多いです。
③【ロコベース1本で乾燥しなくなるので、絆創膏がいらなくなります】
ハンドクリームなどを活用せず、指に絆創膏を何枚も貼っているだけの人がいます。
絆創膏を貼るだけのその場しのぎの方法よりも、根本的に改善できる手段を教えてあげてください。
ちなみにロコベースは薬と併用できます。
そのため、あかぎれ用の薬などと一緒におすすめするのもアリです。
上記の3つが、私がよく使う販売手法です。
過去にお世話になった美容部員さんから教えていただきました。
その美容部員さんは、実際に私の勤める会社の中でダントツのロコベースの売上を誇っていました。
今でもめちゃくちゃ尊敬しています。
値段が高いと指摘された場合の推奨方法
ロコベースは、他のハンドクリームとちがって値段が高めです。
お客さん全員が買ってくれるわけではなく、理由の一つに価格帯があります。
つまり「値段が高すぎる」と反論されるんですね。
ドラッグストアやネット通販などで多少の価格のちがいはありますが、確かに本体だけで1800円くらいします。
税込だいたい2000円するので、私もその気持ちはわかります…!
では、「値段が高い」とお客さんに言われた場合、どうやって販売するべきでしょうか。
値段が高いと思っている方に売るのは難しい
結論、値段が高いと思っている方に売るのは難しいです。
「つまり、推奨方法は無いんだな」と、ガッカリさせてすみません…!
ですが、販売するのが難しい理由があります。
値段が高いと思っている方は、「安さが1番重要」だからです。
手の荒れを本気で治したいなら、
その方が重要視しているのは「手の荒れを治すこと」です。
多少商品の値段が高くても、手の荒れを改善したい欲求がメインになります。
対して、価格帯を気にする方は安くて保湿してくれるクリームがほしいということです。
つまり「保湿より安さが1番重要」と考えているんですね。
相手の求めるニーズに合わせずにゴリ押し接客をするのは良くないです。
こちらの接客に対して、威圧感や不快感を与える可能性があります。
販売するのが無理だと思ったら、身を引くのも1つの手段です。
【重要】ロコベースの魅力を、お客さん目線で伝える
とはいえ、あなたは1つでも売上を伸ばしたいはず。
あなたのお店にノルマや販売目標があるなら、なおさらですね。
もし相手がロコベースに興味がありそうなら、
ロコベースの良さや、お客さん目線での魅力を伝えてみてください。
全く興味のない人に売るのは難しいですが、
少しでもロコベースに興味がありそうなら販売できる可能性があります。
ここで、あなたのセールストークの力が試されますね。
うまく説明できると、
相手のハンドクリームの選択候補に「ロコベース」を追加することができます。
ロコベースの販売につながった成功例
この記事を読んでいただいた方々から、実際に販売につながったという報告をいただきました。ぜひご覧ください。
活用させていただき、早速ひとつ売れました👍まさに、神です!🙇♂️ https://t.co/xAQE7AKsdK
— maki@医薬品登録販売者の見習中 (@DrugstoreMobile) October 24, 2020
お疲れ様です。リンネさんのロコベースの記事を今朝拝読し、本日の決戦日に臨み、一先ずミルクを1本買っていって頂くことができました!
— 飯田達也 (@tatsuya_iida05) October 26, 2020
勉強になる記事を書いていただいてありがとうございます!
後半も頑張ってきます( ´ ▽ ` )
もしあなたがうまく販売できたら、私(@medicamemo)までコメントいただきたいです。
めちゃくちゃ盛大に喜びます。
※新たな記事作成の励みになりますし、このように記事内で紹介する場合があります
あなたの販売報告、コメントお待ちしてします。
まとめ:ロコベースは上手に接客すれば売れます
私の住む地域ではロコベースを推奨しているドラッグストアが多く、良い意味でライバル店ばかりです。
もしかするとあなたの周りにも、既にライバルがたくさんいるかもしれません。
ロコベースは私も実際に愛用していて、仕事では必須のアイテムです。
過去に、こんなツイートをしました。
私のロコベースクリーム、よくどっかに行ってしまうから2つあるけど、どちらも遊びに行ってしまうときがある。
— リンネ@多趣味な人、ときどき登販とブログ (@medicamemo) September 23, 2020
使いたいときに限って不在という悲しみ、
職場の私物あるある。 pic.twitter.com/lSP9UrShah
上記の2つは私の完全な私物で、いつも白衣のポケットに入っています。
普段から使用しているので、接客時にスラスラと魅力を語ることができます。
商品のメリットをお伝えし、先ほど紹介した接客のポイント3つを活用して、お客さんの興味を向ける販売につなげます。
うちの会社の美容部員さんには負けますが、私も毎年そこそこ販売しています。
もしかすると「ノルマのためだけに仕方なくロコベースを買う」人もいるかもしれません。
ロコベースはハンドクリームの中でも最強クラスなので、決して無駄になりませんよ。
あなたも仕事中ポケットに忍ばせて、レジや接客のおともにどうぞ。
この記事が、あなたの仕事で役に立てば幸いです。
ロコベースの販売方法がわかったら販売テクニックを勉強するのも1つの手です。
気になる方は下記をどうぞ。
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あなたの人生の起点になれば、幸いです。